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山形県の温泉を巡ってスタンプを集める「やまがた温泉道」が、2026年9月26日に始まります。県内の温泉ソムリエと旅館の経営者でつくる実行委員会の企画で、「御湯印帳(ごゆいんちょう)」という専用の帳面にスタンプを集めていきます。大分県の「別府八湯温泉道」や、九州7県の88湯を巡る「九州温泉道」を手本にしたものです。
泊まる側にとっていちばん大きいのは、庄内・最上・村山・置賜の4地方から必ず1湯ずつ入る決まりがあることです。山形県は日本海側から内陸の南部まで広いので、1回の旅では終わりません。ただしスタンプ集めに期限はないので、何年かけてもかまいません。
先に結論
始まるのは2026年9月26日です。御湯印帳は500円で、参加する入浴施設のほか、県内の道の駅や観光案内所などで売られます。スタンプは施設の受付に置いてあり、自分で押します。4地方それぞれから最低1湯は入ることが条件で、33個集めると「ゆ〜名人」になります。集める期限はありません。
ただし、2026年8月22日の時点では、どの温泉が参加するのかの一覧はまだ公開されていません。実行委員会は84軒が参加を表明済みとしていて、8月21日の読売新聞は86施設と報じています。まだ増えている途中なので、行き先を決められるのは一覧が出てからです。
スタンプの数で段位が付きます
集めた数に応じて称号が付き、色ちがいの認定タオルがもらえます。
| スタンプの数 | 称号 | 認定タオル |
|---|---|---|
| 11個 | 初級 | 黄 |
| 22個 | 中級 | 緑 |
| 33個 | ゆ〜名人 | 黒(金文字) |
| 66個 | 栄世 | 紫(金文字) |
段位を受けるには、別に申し込みと認定料が要ります。御湯印帳を事務局へ郵送すると、記念タオルと通し番号の入った認定証が送られてきます。認定証がもらえるのは「ゆ〜名人」からです。
66個という数字があるということは、参加する湯は33より多くなる見込みです。33個はあくまで「ゆ〜名人」の区切りで、全部の数ではありません。
4地方をまたぐので、1回の旅では終わりません
この企画でいちばん見落としやすいのが、地方の決まりです。庄内・最上・村山・置賜の4つから、それぞれ最低1湯は入らないと段位の対象になりません。数だけ集めても、1つの地方に偏っていると認められないということです。
山形県の4地方は、県の端から端まで散らばっています。庄内は日本海に面した鶴岡・酒田のあたり、置賜は内陸の南部で米沢の周りです。最上は北の内陸、村山は山形市を含む真ん中にあたります。この4つを1泊2日で回るのは現実的ではありません。
裏を返すと、期限が無いので焦る必要もありません。山形へ行く用事があるたびに1地方ずつ足していく、という進め方ができます。年に1〜2回の旅行で少しずつ埋めるのが、いちばん無理のない形になりそうです。
なお、温泉地をいくつも巡る旅そのものに慣れていない場合は、まず1つの温泉地で外湯を巡ってみると感覚がつかめます。外湯めぐりが楽しい温泉地8選にまとめてあります。
参加する温泉はまだ分かりません
記事を書いている時点で公開されているのは「84軒が参加を表明済み」という数だけで、施設の名前は出ていません。実行委員会は集めたお金の使いみちとして公式サイトの制作を挙げているので、一覧が出るのはクラウドファンディングが終わったあと、9月26日の開始までの間になりそうです。
分かっているのは、副実行委員長を蔵王温泉観光協会の会長が務めていることと、実行委員長が米沢市の温泉ソムリエであることくらいです。県内の自治体・観光協会・酒蔵・交通機関など99の団体と企業が協賛に付いています。
今の時点でできるのは、御湯印帳の売り場が発表されるのを待つことと、後述のクラウドファンディングに乗るかどうかを決めることの2つです。宿を先に取ってしまうと、その温泉が参加していない可能性があります。
クラウドファンディングは8月31日まで
開始に合わせて、実行委員会がクラウドファンディングで支援を募っています。締め切りは2026年8月31日の23時59分、目標は300万円です。集まったお金は、ガイド冊子と御湯印帳の制作、公式サイトやSNSでの発信、スタンプラリーの運営にあてられます。
支援すると返礼品が届きます。5000円で、この企画だけの黄金色の御湯印帳とオリジナルの入浴タオルがセットになります。1万円のコースには、33湯を集めて認定証を受けるときに「ゆ〜名人認定番号」を指名できる権利が付きます。ほかに、Tシャツ、トートバッグ、山形の日本酒や米沢牛のセットもあります。
目標に届かなくても返礼品は届く方式なので、そこは気にしなくてかまいません。ただし御湯印帳そのものは、9月26日以降に500円で普通に買えます。クラウドファンディングに乗る理由は、限定色の帳面が欲しいか、この企画を後押ししたいか、という点になります。
山形に泊まるなら
当サイトが収録している山形県の温泉地は、蔵王温泉・銀山温泉・かみのやま温泉・湯野浜温泉の4か所です。地方でいうと前の3つが村山、湯野浜が庄内にあたります。最上と置賜は収録していません。
先に断っておくと、下に挙げる宿が温泉道に参加するかどうかは分かりません。一覧が出ていないためです。ここでは、山形を回るときの拠点として挙げています。参加が分かってから泊まる宿を決めたい人は、9月に一覧が出るのを待ってください。
蔵王温泉 蔵王国際ホテル(村山地方)
蔵王温泉は強い酸性の硫黄泉で、山形の温泉のなかでも湯の個性がはっきりしている場所です。この宿は51室で、大浴場と露天風呂のほかに家族風呂があります。蔵王温泉バスターミナルと山形駅から無料の送迎があり(到着時に連絡、山形駅は3日前までの予約制)、車がなくても入りやすい一軒です。
予約で見る点:送迎の予約が要る便かどうか、チェックインの締め切り時刻(19時)、食事の会場。
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蔵王温泉 蔵王国際ホテル
- ★4.7(1,545件)
1泊 13,860円〜
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銀山温泉 仙峡の宿 銀山荘(村山地方)
大正時代の建物が並ぶ銀山温泉の、温泉街から少し離れた場所にある40室の宿です。露天風呂と岩盤浴があります。尾花沢市内から車で30分と山あいに入るので、移動の時間を見ておく場所です。JRを使う場合は11時10分・13時40分・15時45分の送迎があります(要予約)。
予約で見る点:送迎の時刻に自分の到着が合うか、温泉街まで歩くのか送ってもらうのか、夕食の場所。

銀山温泉 仙峡の宿 銀山荘
- ★4.46(315件)
1泊 24,778円〜
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かみのやま温泉 日本の宿 古窯(村山地方)
上山市の葉山という高台に建つ118室の宿です。かみのやま温泉駅から車で6分で、定期の送迎便があります。この宿は2026年9月14日に「花の館」がリニューアルして、16室のうち12室が露天風呂付きになります。温泉道が始まる直前なので、時期が重なります。
予約で見る点:花の館か他の館か、夕食が個室かホールか、送迎の時刻。詳しくは花の館のリニューアル記事に書いています。

かみのやま温泉 日本の宿 古窯
- ★4.66(3,178件)
1泊 16,060円〜
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KAMEYA HOTEL(湯野浜温泉・庄内地方)
庄内地方の湯野浜温泉にある64室の宿です。日本海に面していて、全部の部屋から夕日が見えます。鶴岡駅から車で25分、庄内空港からは車で10分です。4地方の決まりがあるので、庄内で1湯入る日は必ず来ます。そのときの拠点になる場所です。
予約で見る点:夕食が部屋かダイニングか、チェックインの締め切り時刻(18時)、夕日の時間と入浴の時間の組み方。

KAMEYA HOTEL
- ★4.36(1,281件)
1泊 10,450円〜
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まとめ
「やまがた温泉道」は2026年9月26日に始まります。500円の御湯印帳にスタンプを集めていき、33個で「ゆ〜名人」です。庄内・最上・村山・置賜の4地方から必ず1湯ずつ入る決まりがあるため、1回の旅では終わりません。ただし期限が無いので、山形へ行くたびに少しずつ埋めていけます。参加する施設の一覧はまだ出ていないので、宿を決めるのは一覧が出てからにするほうが確実です。開始に向けたクラウドファンディングは2026年8月31日の23時59分まで受け付けています。
出典
- 山形の33湯を巡り極める!温泉文化をつなぐ「やまがた温泉道」をつくりたい|CAMPFIRE(実行委員会による説明。2026年8月22日に内容を確認)
- 来月からスタンプ集め CFでの支援募集 温泉4地方巡って|読売新聞(2026年8月21日)
- 山形で「やまがた温泉道」スタンプラリー開始 温泉33ヶ所が参加 クラファンなども|観光経済新聞(2026年6月25日)
- 「やまがた温泉道」クラウドファンディング開始のおしらせ|別府八湯温泉道 公式(2026年8月4日)






