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2026年8月20日から、所沢駅・川越駅と草津温泉を乗り換えなしで結ぶ高速バス「ゆめぐり所沢・川越号」が走り始めます。1日1往復で、途中に渋川駅と伊香保温泉も入ります。埼玉の南西部から草津へ行くには、これまで電車を乗り継ぐか、いったん都心や高崎へ出る必要がありました。そこが1本でつながります。運行するのは広栄交通バスで、ジェイアールバス関東と提携し、JRバス関東カラーの車両で走ります。
同じ8月20日に、すでに走っている「ゆめぐり川越・大宮号」のほうも変わります。大宮からの発着がなくなります。こちらは草津へ行く予定のある人にとって影響が大きいので、後半でまとめました。
どこから乗って、何時に着くか
草津温泉行き(下り)は朝、所沢を出ます。
| 停留所 | 乗降 | 時刻 |
|---|---|---|
| 所沢駅東口(1番) | 乗車 | 8:40 発 |
| 川越駅西口(7番) | 乗車 | 9:50 発 |
| 渋川駅 | 降車 | 11:40 着 |
| 伊香保温泉(見晴下) | 降車 | 11:55 着 |
| 伊香保石段街 | 降車 | 11:58 着 |
| 長野原草津口駅 | 降車 | 13:05 着 |
| 草津温泉バスターミナル | 降車 | 13:30 着 |
帰り(上り)は昼過ぎに草津を出ます。
| 停留所 | 乗降 | 時刻 |
|---|---|---|
| 草津温泉バスターミナル | 乗車 | 14:15 発 |
| 長野原草津口駅 | 乗車 | 14:40 発 |
| 伊香保石段街 | 乗車 | 15:40 発 |
| 伊香保温泉(見晴下) | 乗車 | 15:43 発 |
| 渋川駅 | 乗車 | 16:05 発 |
| 川越駅西口(7番) | 降車 | 17:40 着 |
| 所沢駅東口(1番) | 降車 | 18:40 着 |
所沢から草津までは4時間50分、川越からは3時間40分です。帰りは草津から川越まで3時間25分、所沢まで4時間25分かかります。下りは群馬側では降りるだけ、上りは群馬側では乗るだけという決まりなので、たとえば伊香保で降りて草津へ向かう、といった使い方はそのままではできません(この点は後述します)。
出典:ジェイアールバス関東「【運行開始のお知らせ】2026年8月20日(木)より『所沢・川越〜渋川駅・伊香保温泉・草津温泉(ゆめぐり所沢・川越号)』を運行します!」/同・プレスリリース(2026年7月29日・PDF)
運賃と、予約はいつからできるか
運賃は区間ごとに決まっていて、事前に買うほうが安くなります。
| 区間 | 事前購入 | 車内で購入 |
|---|---|---|
| 所沢駅・川越駅 ⇔ 渋川駅・伊香保温泉 | 2,200〜3,000円 | 3,000円 |
| 所沢駅・川越駅 ⇔ 長野原草津口駅・草津温泉 | 3,000〜3,800円 | 4,000円 |
| 伊香保温泉 ⇔ 草津温泉 | (設定なし) | 1,300円 |
事前購入の金額に幅があるのは、日によって運賃が変わるためです。実際にいくらになるかは、予約サイト「高速バスネット」で日付を入れて確かめてください。安い日に当たれば、所沢・川越から草津まで3,000円です。
予約と発売は乗る日の1か月と1日前から始まります。たとえば10月1日に乗るなら、前日(9月30日)の1か月前にあたる8月30日から予約できます。買えるのはインターネットの高速バスネット(オンライン決済まで可能)のほか、広栄交通バス本社(埼玉県坂戸市小沼292-1)と東京駅JR高速バスターミナルの窓口です。
車両は4列シートで定員38名、トイレと電源コンセントが付きます。ただし車両点検などの事情で別の車両になることがあり、そのときは座席数や設備が変わる場合があるとされています。
このバスで一泊の予定を組むとどうなるか
草津に13:30に着いて、翌日14:15に出るので、現地にいられるのは丸一日と少し(24時間45分)です。1泊2日としてはかなり長いほうで、初日の午後と翌日の午前が、どちらもまるまる空きます。
初日は宿のチェックイン前に荷物を預けて湯畑のあたりを歩ける時間があり、翌日はチェックアウト後も昼まで残れます。朝と昼の時間が長い代わりに、夜行や早朝の移動がないのがこのバスの性格です。日帰りには向きません(13:30に着いて14:15に折り返すため、実質1時間もありません)。
草津のバスターミナルは温泉街の入口にあたるので、着いたあとに坂道と荷物をどれだけ歩くかは宿の場所で変わります。車を使わない前提で宿を選ぶときの考え方は、草津温泉で車なし旅行に向く宿泊エリアまとめにまとめてあります。
川越から乗る人は、もう1本のバスと見比べる価値がある
川越駅西口からは、これまでも草津温泉行きのバスが出ていました。「ゆめぐり川越・大宮号」です。これが8月20日から「ゆめぐり川越・高崎号」に名前を変え、大宮ソニックシティとホテルヴィレッジ(大宮)に停まらなくなります。大宮から乗っていた人は、この日から乗り場を変える必要があります。
新しい「ゆめぐり川越・高崎号」の時刻は次のとおりです。
| 下り | 時刻 | 上り | 時刻 |
|---|---|---|---|
| 川越駅西口(7番)発 | 8:20 | 草津温泉バスターミナル発 | 15:30 |
| 高崎駅東口(3番) | 10:00 | 高崎駅東口(3番) | 17:45 |
| 草津温泉バスターミナル着 | 12:15 | 川越駅西口(7番)着 | 19:20 |
川越から草津へ行くなら、選べる便が2本になります。行きは高崎号のほうが1時間15分早く着き(12:15着)、帰りは高崎号のほうが1時間15分遅く出ます(15:30発)。つまり川越発着で高崎号を選ぶと、草津にいられる時間が往復で2時間半ほど長くなります。運賃は川越駅西口⇔草津温泉が事前3,000〜3,800円・車内4,000円で、所沢・川越号と同じです。高崎駅東口から草津温泉、または高崎駅東口から川越駅までは事前2,000〜2,500円・車内2,500円です。
逆に、所沢から乗れるのは新しい所沢・川越号だけです。
伊香保と草津を続けて泊まりたいとき
このバスは伊香保温泉と草津温泉の両方に停まるので、2つの温泉地を続けて回りたくなります。ただし条件があります。プレスリリースには「草津温泉-伊香保温泉間は当日空席がある場合のみ区間乗車が可能」「事前予約はできない」と書かれています。運賃は車内で1,300円です。
つまり、この区間だけは席が空いていれば乗れるという扱いで、予約して確保しておくことはできません。伊香保に泊まって翌日草津へ、という旅程を組むなら、乗れなかった場合の移動手段(渋川駅からJR吾妻線で長野原草津口駅へ出るなど)も用意しておくと安心です。どちら向きに乗れるかまでは公表資料に書かれていないため、この使い方を考えている人は、あらかじめ広栄交通バス(049-284-3495/平日10:00〜18:00)に確かめてください。
泊まりで行くなら
草津も伊香保も、泊まる場所によって一泊の過ごし方がかなり変わります。草津は湯畑周辺・西の河原寄り・高台で歩く距離が違い、伊香保は石段街に近いかどうかで夜の使い方が変わります。宿を探す前に、まずエリアの違いから見てみてください。
まとめ
- 「ゆめぐり所沢・川越号」が2026年8月20日から1日1往復で運行。所沢駅東口8:40発・川越駅西口9:50発で、草津温泉バスターミナルに13:30着
- 帰りは草津温泉14:15発、川越17:40着・所沢18:40着。草津にいられるのは24時間45分
- 運賃は所沢・川越から草津温泉まで事前3,000〜3,800円(車内で買うと4,000円)。日によって変わるので高速バスネットで確認する
- 予約は乗る日の1か月と1日前から。高速バスネットでオンライン決済までできる
- 同じ日に「ゆめぐり川越・大宮号」が「ゆめぐり川越・高崎号」へ変わり、大宮からは乗れなくなる。川越発着なら高崎号のほうが草津の滞在時間は長い
※この記事は2026年8月19日時点の公式発表に基づきます。時刻・運賃・停留所は変わる場合があるため、おでかけ前に運行会社と予約サイトの最新の情報をご確認ください。
