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わらぶき屋根の小屋の中をのぞくと、地面の土の上に、白い結晶が霜柱のように並んでいます。温泉のガスが、毎日少しずつ育てている結晶です。
大分県別府市の明礬温泉(みょうばんおんせん)には、わらぶきの小屋の中で、温泉の成分を結晶にして育てる「湯の花小屋」が並んでいます。江戸時代から約300年続く作り方で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。「みょうばん湯の里」では、この小屋を無料で見学できます。
なぜ小屋の中で結晶が育つのか
みょうばん湯の里の説明によると、湯の花小屋は、噴気(地面から出る温泉のガス)が多い場所に建てられています。小石を敷いて、その上に明礬の土地ならではの青粘土を敷きつめ、わらぶきの小屋をかぶせます。
地下から上がってきたガスの蒸気が、小石のすき間から青粘土の中に入ると、ガスの成分と青粘土の成分が結びついて結晶になります。これが「湯の花」です。
わらの屋根は、小屋の中の水分を吸ったり逃がしたりします。そのおかげで、できた湯の花が水で溶けません。
結晶は1日に約1ミリずつしか育ちません。40〜60日かけて育ててから採り、精製・乾燥して製品にします。みょうばん湯の里は、この小屋で作る方法は世界でここだけだと説明しています。
見学の基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 見学できる所 | みょうばん湯の里(大分県別府市明礬温泉6組) |
| 見学料 | 無料 |
| 見学時間 | 9:00〜17:30 |
| 休み | 年中無休 |
| そのほか | 大露天岩風呂・内湯(10:00〜20:00、受付19:00まで)、貸切湯、売店、蒸し卵などの軽食 |
| 問い合わせ | 0977-66-8166 |
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まとめ
- 大分県別府市の明礬温泉には、わらぶきの小屋の中で温泉の成分を結晶にして育てる「湯の花小屋」がある
- 地下からの温泉のガスが青粘土に入り、成分が結びついて結晶になる。わら屋根のおかげで水で溶けない
- 結晶は1日に約1ミリ。40〜60日かけて育てる
- 江戸時代から約300年続く作り方で、国の重要無形民俗文化財
- みょうばん湯の里で無料で見学できる(9:00〜17:30・年中無休)
※この記事は2026年10月1日時点のみょうばん湯の里、おおいた遺産、楽天トラベルの宿の情報に基づきます。
出典
- みょうばん湯の里「湯の花小屋」(仕組み・わら屋根の役割・1日約1ミリ・40〜60日・約300年・文化財・世界唯一・見学)
- みょうばん湯の里「施設紹介」(住所・電話・営業時間)
- おおいた遺産「明礬温泉の湯の花小屋」(霜柱のような結晶・2006年に文化財指定)
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